韓国、最大野党代表に36歳 ハーバード卒、3度落選も

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ソウル=鈴木拓也
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 韓国の保守系最大野党「国民の力」は11日、新代表に36歳の李俊錫(イジュンソク)氏を選出した。来年3月の大統領選で政権交代を目指すため、若さによるイメージ刷新を求める党員の支持が集まった。世論の逆風を受ける文在寅(ムンジェイン)政権、政権を支える進歩(革新)系与党も戦略の見直しを迫られそうだ。

 国民の力の代表選は、党員投票(70%)と世論調査(30%)を組み合わせて行われた。その結果、李氏が得票率43・8%を獲得し、他のベテラン候補を抑えて代表に選ばれた。李氏は、大統領選に向けて「もっと魅力的な政党に生まれ変わらなければならない。固定観念を壊せば、世の中は変わる」と語った。今後、大統領選の候補者調整などで陣頭指揮を執る。

 李氏はソウル出身で、韓国随一の公立「英才学校」として知られるソウル科学高校、米ハーバード大を卒業後、ベンチャー企業を立ち上げた。20代半ばで保守系与党に入党後、16年以降に3度、国政選挙に挑戦し、いずれも落選した。

 代表選で李氏は「改革」や「変化」を訴え、ベテラン候補との差別化をはかった。5月28日の世論調査を主体とする予備選では、事前の予想を覆して1位通過した。韓国メディアは「李俊錫旋風」と報じ、注目が高まっていた。

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