ビッグデータ×愛知県警 位置情報で「潜在的危険」探す

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山崎輝史
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 愛知県警が交通事故の分析にビッグデータの活用を始めた。人や車の動きが分かる携帯電話の位置情報で得たデータから、事故が起きやすい場所や時間帯をピンポイントで割り出す。特に高齢者の事故を減らすため、交通の取り締まりや啓発にいかしたいという。

 「このスーパーのまわりの脇道は真っ赤ですね。歩行者が多い証拠です」。県警本部交通総務課の宗末潔課長補佐が、名古屋市内で事故が多発する交差点を事例に解説する。画面の地図には、歩行者の多さによって道路が赤、黄、緑と塗り分けられている。この交差点の場合、幹線道路に加え、スーパーのある脇道にも歩行者が多いことがひと目で分かる。

 使用しているのは、KDDIが提供するデータ。道路の通行量を年代や性別、時間帯、移動手段(車・歩行者)別に可視化する。携帯電話の位置情報を加工したもので、主要駅や行楽地の人出へのコロナ禍の影響の計測にも使われる。

 県警はこれまでも発生した交…

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