居場所多いほど前向きさ増す傾向 子や若者、内閣府調査

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久永隆一
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 ホッとできる居場所がある子どもや若者は、そういった居場所がない人よりも、前向きな感情が高い傾向にある――。そんな内閣府の調査結果が11日に公表された2021年度版「子供・若者白書」に盛り込まれた。居場所が少ない子どもや若者は支援や相談にも後ろ向きで、助けが必要なのに孤立しがちな傾向も浮かんだ。

 調査は19年11~12月、全国の13~29歳を対象にインターネットで行い、1万サンプルを集めた。詳細な分析結果を今回初めて公表した。

 調査では、自分の部屋や家庭、学校、地域、職場、ネット空間の六つが居場所になっているか尋ねた。「ゼロ」との回答は5・4%、「六つ」が15・8%だった。

 居場所の数ごとに前向きさの…

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    氏岡真弓
    (朝日新聞編集委員=教育、子ども)
    2021年6月12日7時29分 投稿

    【解説】「居場所」という言葉が朝日新聞記事で何回使われているかを調べると、1990年代は2064件、2000年代は5590件、2010年代は7591件とどんどん増えています。それだけ人々の孤立が浮き彫りになっているのでしょう。内閣で孤独・孤立担当が

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    増谷文生
    (朝日新聞論説委員=教育)
    2021年6月11日18時42分 投稿

    【提案】内閣府の記者会見に参加して、疑問に思ったことを質問しました。「中学生、高校生、大学生、社会人ごとの分析結果はないですか」。残念ながら、その結果は示すことができないとの回答でしたが、年齢が低いほど居場所が多い傾向はあるようです。特に学校を居場