将棋は藤井二冠が初受賞 関西囲碁将棋記者クラブ賞

佐藤圭司、尾崎希海
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 関西囲碁将棋記者クラブ(加盟19社)は11日、第29回関西囲碁将棋記者クラブ賞に、囲碁部門で井山裕太名人(32)=棋聖、本因坊と合わせ三冠=、将棋部門で藤井聡太二冠(18)=王位、棋聖=を選んだと発表した。

 選考の対象は関西在住か所属の棋士ら。囲碁は2020年、将棋は20年度の活躍を、関西の囲碁将棋担当記者が審査し、投票で選んだ。井山名人も藤井二冠も圧倒的な支持を集めた。

 井山名人は大阪府東大阪市出身、日本棋院関西総本部(大阪市)所属で、2年ぶり13回目の受賞。棋聖戦8連覇、本因坊戦9連覇、第45期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)で4勝1敗で名人位を奪取し、自身3度目の「大三冠」(七大タイトルの中でも特に上位に位置づけられる三つのタイトルを独占する)に返り咲いたことなどが評価された。

 藤井二冠は愛知県瀬戸市出身、在住で日本将棋連盟関西本部(大阪市)所属。デビューから29連勝の新記録などを評価され、第26回に特別賞に選ばれたことはあるが、記者クラブ賞の受賞は初めて。史上最年少の17歳11カ月で棋聖のタイトルを獲得し、王位も獲得し、タイトル2期獲得の規定により八段に昇段(18歳1カ月での二冠と八段昇段は、いずれも最年少記録)。第28期銀河戦で初優勝し、第14回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)で2年ぶり3度目の優勝を果たしたことなどが評価された。(佐藤圭司、尾崎希海)