不登校の児童を車に乗せ無理やり学校へ 教諭に厳重注意

嶋田圭一郎
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 不登校の傾向がある低学年の男子児童を無理に学校に連れ出したとして、愛知県半田市教育委員会が市立小学校の校長と担任の女性教諭を口頭で厳重注意していたことが11日、明らかになった。厳重注意は昨年12月24日付。

 市教委によると、女性教諭は昨年12月半ばごろ、登校を促そうと男児宅を訪問。「行きたくない」と言う男児を車に乗せ、学校に連れ出した。保護者は不在だったが、その場にいた姉から保護者を通じて学校に連絡が入り、自宅に送りかえした。女性教諭は「登校するきっかけをつくりたかった」と考えたという。

 市教委は「児童に嫌な思いをさせ、保護者の承諾も得ず、行き過ぎた行為。児童や保護者の思いに寄り添った指導をしていきたい」としている。(嶋田圭一郎)