安保理の非常任理事国にブラジルなど5カ国 任期2年
ニューヨーク=藤原学思
国連総会(193カ国)は11日、安全保障理事会の非常任理事国として、ガボン、ガーナ、アラブ首長国連邦(UAE)、ブラジル、アルバニアの5カ国を選んだ。任期は来年1月から2年間。
安保理は米国、英国、フランス、ロシア、中国の常任理事国を除く10カ国を非常任理事国が占め、地域ごとに配分枠がある。そのうち半数が毎年改選され、今回は計5枠に対し、立候補は5カ国のみだった。
ブラジルは日本と並んで最多となる11回目の選出。ガボンとガーナはともに4回目、UAEは2回目で、アルバニアは初選出となった。日本は前回、2016~17年に非常任理事国を務めた。次回は23~24年の任期を目指しており、今後、来年6月の選出に向けて選挙活動を本格化させる。(ニューヨーク=藤原学思)