生理「配慮したい」男性6割、でも「理解せず」が半数超

中井なつみ
[PR]

 8割の女性が「男性に生理について理解してほしい」と考え、男性の6割超も「生理中の女性に配慮してあげたい」けれど、半数以上の男性は「生理について理解していない」――。生理用品大手のユニ・チャーム東京都港区)が昨年実施した生理をめぐるアンケートで、こんな結果が出た。

 調査はインターネット上で行われ、首都圏に住む働く男女(20~49歳)計4千人が回答。生理に関する知識の有無などを男女別にそれぞれ尋ねた。

 その結果、生理を「理解している」と答えたのは女性の94%に対し、男性は46%。一方で、「生理について男性に理解してほしいか」を女性に尋ねた質問には80%が「そう思う」と答えた。

 「生理中の配慮」に関しては、男女の意識の違いが表れた。「生理中に配慮をしてあげたい」と答えた男性は63%いたが、「配慮してほしい」と答えた女性は42%にとどまり、「配慮はいらない」と答えた女性も16%いた。

 「生理時の体調の変化は婦人科診療で改善することもあると知っているか」「生理時の経血多量は治療の対象になる可能性があると思うか」との質問では、いずれも女性の約9割が肯定した一方で、男性は約6割が否定し、男女間の知識の差が明らかになった。

 同社では、生理の正しい知識を学ぶための研修を新入社員向けに行っているほか、希望する他社にも提供している。「男女間における生理に対する理解度には差があり、男性も女性も生理について知り、学び、積極的に話し合う機会を持つことは『生理期間でも自分らしく過ごすこと』を手助けできる」としている。(中井なつみ)

Think Gender

Think Gender

男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ]