「巣ごもり」需要が健闘 丸広百貨店でお中元商戦始まる

西堀岳路
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 埼玉県川越市丸広百貨店川越本店で、新型コロナ下2年目のお中元商戦が始まった。昨年は来店客が減った一方でオンライン注文が伸び、「巣ごもり需要」も味方して売り上げの目標金額を達成できた。そこで今年はネット販売の割引特典をPRし、自宅で味わえる逸品や埼玉県誕生150周年に合わせた県内名産品に力を入れた。

 密を避けるため、特設会場は小江戸らしさを演出するなまこ壁などの飾り付けをやめた。客の動向について担当者は「ふだん会えなくなった分、進物が重視されてきている。自宅で楽しんでもらえる物を、と品選びに趣向を凝らす傾向がみられる」と解説。1位ビール、2位洋菓子などと売れ筋上位は不動ながら、レンジで簡単に調理できる各地の名物料理などに人気が集まっているという。

 今年の品ぞろえは、渋沢栄一のイラストがラベルに入った生誕地・深谷市大吟醸「青淵郷」、ふじみ野市に元プロ野球選手の條辺剛さんが開いた人気店の讃岐うどんセット、創業165年の老舗「新潟加島屋」のスープカレーの詰め合わせなど。丸広全店で前年比103・6%、約8億6700万円の売り上げを見込む。7月26日まで。(西堀岳路)