奈良町の伝統行事、継ぐ工夫は? 奈良市の情報誌第3弾

上田真美
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 奈良市の「ならまち」や「きたまち」など奈良町の伝統行事を紹介する情報誌「地域の伝統行事&お祭りBOOK『奈良町』」の第3弾が刊行された。総括編として、行事を継承する地域の現状について特集している。

 市の奈良町にぎわい課が作製しており、2019年に神社の祭り、20年に地蔵盆の特集号を出していた。

 今回は地域の伝統行事について奈良町や周辺の自治会長にアンケート。行事の継承に課題を抱えているかと尋ねたところ、回答者の8割以上が「はい」と答え、担い手や経験者不足を懸念する声が寄せられた。

 誌上では伝統行事の継承に関する専門家の提案や工夫の実例を示し、奈良町の行事154件を紹介。同課は「住民以外の方との接点作りや、近隣地域での情報交換にも役立ててほしい」と話している。

 A4判で8ページ。同課(奈良市鳴川町)や観光案内所などで配布するほか、同課のホームページでも見られる。(上田真美)