川崎市、ワクチン6400回分を廃棄 冷凍庫の不具合か

新型コロナウイルス

斎藤博美
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 川崎市は13日、ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチン6396回分を廃棄すると発表した。保管していた超低温冷凍庫の庫内温度が一時的に上昇していたことが確認されたという。冷凍庫の不具合とみられる。予備のワクチンを使うなどし、接種の日程に遅れは生じないという。

 市によると、13日午前8時10分ごろ、市職員が市内のワクチン管理拠点に出勤し、冷凍庫の警報音に気づいた。ワクチンは零下60~90度で保管する必要があるが、記録を確認すると、庫内温度は11日午後2時8分に零下59・6度になり、12日午後2時53分には9・1度に達した。その後再び冷えて、13日午前5時5分には零下15・2度になっていたという。

 同社製ワクチンは冷蔵庫保管(2~8度)では1カ月保存できるとされるが、解凍後に再冷凍したものは使えないといい、今回、一度は8度を超えて常温になっていたことから、廃棄を決めた。

 市によると、使用していたのは「EBAC」社(東京)製のファイザーワクチン用冷凍庫。EBAC社は12日付で、同型の冷凍庫について、温度が急に上昇する事象が確認されたため納品済みの294台を早期に交換すると、ウェブサイトで公表していた。(斎藤博美)

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