ANA職域接種の内幕 つくりあげたのは「カイゼン部」

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友田雄大
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 新型コロナワクチンの職域接種を、前倒しして13日から始めた全日本空輸ワクチンが届いたのは、接種開始の2日前の11日だったという。会場のレイアウトや予約の管理、勤務との調整――。慌ただしい日程のなか、会社の中心になって接種体制をつくりあげたのは「カイゼン担当」の部署だった。その調整の内幕は――。

 13日午前、羽田空港の一角。普段は全日空の社員が作業をしたり話し合ったりするのに使われている、約300平方メートルの同社会議室は、ワクチンの接種会場に様変わりしていた。

 天井や机には、受け付けや待機のための番号などを振った案内板が備え付けられていた。さらに床に貼ったテープと組み合わせて、動線を指定。予診票を持ってきたパイロットや客室乗務員は、それらに沿ってスムーズに受け付けや問診を済ませ、腕に米モデルナ製のワクチンを注射した。

 こうした接種体制づくりの中心になったのは、同社の「イノベーション・KAIZEN(カイゼン)部」だ。普段は、日々の会社の業務から改善すべき課題を見つけ、大小を問わず「カイゼン」につなげる活動をしている。

 今回のワクチン接種は、会場…

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