関東甲信が梅雨入り、平年より7日遅れ 気象庁が発表

山岸玲
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 気象庁は14日、関東甲信が梅雨入りしたとみられると発表した。昨年より3日、平年より7日遅い。西日本と東海は5月中旬までに記録的な早さで梅雨入りしたが、関東甲信は一転して平年より遅くなった。

 気象庁によると、隣接する関東甲信と東海の梅雨入りは近年、同じ日が多く、ずれても数日の場合がほとんどだったが、東海は今年、5月16日に発表しており、29日ずれた。ずれが20日以上になるのは1951年に梅雨の統計を取り始めてから、初めてという。

 気象庁の担当者は「梅雨前線の影響を受けるタイミングは例年、東海も関東甲信もほぼ同じ」と話す。今年も両地方の5月以降の天候の経過を見ると、それほど大きな差はない。

 ただ、5月16日時点の実況や予報で「東海では関東甲信より、雨の強さや広がり方が明瞭だった」ため、近畿とともに先行して梅雨入りを発表。関東甲信ではその後、梅雨入りと言えるような明確な気象条件が整わず、ずれが生じたという。

 今年の梅雨入りは、西日本と東海の記録的な早さ、関東甲信と東海の大きなずれと、異例ずくめとなった。

 気象庁の現段階での梅雨入り発表はあくまで「速報値」で、毎年、夏までの実際の天候経過を検討したうえで秋以降に「確定値」を出している。担当者は「梅雨入りの時期が大幅に変わる可能性もある」と話している。(山岸玲)