経産省とのやりとり「公正さ欠いた」 東芝・取締役議長

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 東芝の永山治取締役会議長が14日の記者会見で、外部調査の報告書への受け止めや、自身の責任などについて言及した。おもなやりとりは以下のとおり。

 ――前社長の車谷暢昭(くるまたにのぶあき)氏のどんな点に問題があったか。法的な責任追及はするのか。

 「車谷氏と株主とのやや対立的な関係が(問題の)遠因になっている。責任はあると私は判断している。法的な措置は、真因や真相を第三者の目で検証し、中身がわかった時点で必要かどうかが出てくる」

 ――今回の外部調査で問題視された監査委員会による調査の報告書は確認していたのか。

 「監査委員長としてとくに問題はないとの結論が出されていた。当時の調査に疑問を感じる必要性はあまり感じなかった」

 ――経済産業省とのやりとりも監査委員会の調査でわかっていたのではないか。

 「経産省との接触があったことに違和感はなかったが、今度の調査の中で、そのやりとりが公正さを欠いていたということだ。重く受け止めている」

 ――東芝と経産省との関係はどうあるべきか。

 「安全保障上のコア事業を運営しているので、関係性に問題があるとは感じていない。今回は総会運営が不公正という指摘を受けている。コンプライアンス上、ガバナンス上の課題が多いと感じている」

 ――改めて調査をやる理由と狙いは。

 「なぜあんなことが行われたか。責任の所在を究明する必要がある。指摘された点の背景や理由を確認する必要がある。東芝の中の調査だけでは客観性が欠ける。第三者の目が入る形のものをつくりたい」

 ――経産省は株主総会への介入を否定しているが、事実認定で相違があるか。

 「経産省について言及する立…

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