大規模接種、64歳以下も対象へ 予約埋まらぬ状況続き

松山尚幹
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 東京と大阪に設置した新型コロナウイルスワクチンの「自衛隊大規模接種センター」について、政府は64歳以下の人も接種対象に加える方針を固めた。15日にも発表する。自治体から送付される接種券を持っていることを条件とする見通しだ。

 14~27日の同センターの予約枠には、13日夕時点で東京会場(14万件)の約7割、大阪会場(7万件)の約5割の空きがあった。大阪は14日から数日間は埋まっているものの、東京は14日も1万件のうち、約1650件の枠が残っていた。

 そのため、防衛省は14日、東京会場で余っている予約枠を使い、危機管理を担う自衛隊員や警察、消防、海上保安庁の職員に接種すると発表。ただ、「急場しのぎ」(防衛省の担当者)に過ぎないため、対象年齢引き下げに踏み切ることにした。

 東京、埼玉、千葉、神奈川の4都県と、大阪、京都、兵庫の3府県に住む65歳以上の高齢者が対象だったが、10日には居住地の縛りをなくした。インターネットだけだった予約受け付けも、12日から電話でできるようにしたが、なお枠が埋まらない状況が続いていた。(松山尚幹)