警察が照会した情報を漏らした疑い 今治市職員を逮捕

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 愛媛県警今治署は12日、今治市市民課の会計年度任用職員、竹田果歩容疑者(29)=同市南高下町3丁目=を地方公務員法守秘義務)違反の疑いで逮捕し、発表した。「捜査に支障がある」として、認否を明らかにしていない。

 署によると、竹田容疑者は2020年12月9日ごろ、職務上知り得た情報を知人に漏らした疑いがある。県警が市役所に照会した捜査情報を漏らしたとみられる。

 市職員の逮捕を受け、徳永繁樹市長は13日、市役所で記者会見を開き、「市民の信用を大きく損なう結果になったことをおわびしたい」と謝罪した。

 市によると、竹田容疑者は市民課の会計年度任用職員として、昨年度は戸籍、今年度はマイナンバーの事務を担当していたという。一方で、情報の種類や漏洩(ろうえい)相手などは不明と説明した。

 警察が自治体に情報提供を求める場合、捜査関係事項照会書を提出する。市によると、戸籍関連の照会が多く、「重なる時は1日10件ほど」。照会書の受け取りや情報の確認は正規職員が行う運用だといい、非正規の竹田容疑者が漏らした情報を知った方法は今後調査するとしている。