みずほATM障害 第三者委「容易に改善されない風土」

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山下裕志
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 みずほ銀行で2月末以降に相次いだATM障害などをめぐり、親会社みずほフィナンシャルグループ(FG)がもうけた第三者委員会(委員長・岩村修二弁護士、元名古屋高検検事長)が15日、報告書をまとめた。計4件の障害に共通する問題点として、組織力やITシステム統制力、顧客目線の弱さを挙げ、こうした点が「容易に改善されない体質ないし企業風土がある」と認定した。

 第三者委員会は3月22日に委員を決め、みずほの役職員ら116人への聞き取りなどを進めてきた。四つのトラブルについて、ITシステム上で共通する原因は認められないとしつつ、組織の連携や顧客への配慮など人的な運用面で課題があったと指摘した。

 みずほが過去に起こした大規模なシステム障害との共通点もあったとし、「失点を恐れて、積極的・自発的な行動をとらない傾向を促進する企業風土が根底にあると推定される」とした。

 報告書を受け、みずほは近く…

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