G7宣言、専門家の評価は 「菅首相、地味な印象だが」

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聞き手・園田耕司 聞き手・青田秀樹
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英国で開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)が13日、閉幕した。首脳宣言では「新疆ウイグル自治区」や「台湾海峡」に触れて中国を牽制(けんせい)。「内政干渉だ」と中国は反発した。今回のサミットや首脳宣言をどう見るか。3人の専門家に聞いた。

「台湾を明記、中国への大きな警告」 

戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長 マイケル・グリーン

 前任のトランプ大統領はG7首脳の中で、安倍首相(当時)を除き、極めて不人気だった。トランプ氏は基本的に反欧州の考えをもち、米欧関係は大きなダメージを被った。バイデン氏は今回、米欧関係の修復に努め、素晴らしい仕事をしたと思う。

 バイデン氏が中国との戦略的競争を継続し、首脳宣言に「台湾」を明記したことは極めて大きな意義がある。G7ではこれまで「台湾」も「中国」も言及されてこなかった。中国が台湾にさらに圧力をかけるならば、G7各国が経済制裁を行うというシグナルになる。世界の民主主義国家のリーダーでもあるG7首脳が、中国の圧力に反対する意思を示したことは、中国への非常に大きな警告といえる。

 新疆ウイグル自治区や香港の…

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