トヨタ自動車の株価、上場以来初の1万円超え

千葉卓朗
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 東京株式市場で15日、トヨタ自動車の株価が1949年の上場以来初めて1万円を超えた。トヨタが5月12日に公表した2021年3月期決算では、コロナ禍でも、最終的なもうけを示す純利益が前年比10・3%の増益となり、市場が好感した。トヨタ株は5月18日に8800円を超え、約6年2カ月ぶりに上場以来の最高値を更新した。その後も株価は上昇基調が続いていた。

 時価総額は5月31日に一時30兆円を突破し、その後は過去最高水準に上昇。6月15日時点で32兆円を超えている。日本株の時価総額ではトップで、ソフトバンクグループの2倍以上の規模となっており、2位以下を大きく引き離している。

 トヨタは9月30日付で、1株を5株にする株式分割を実施する。購入価格が下がって売買しやすくなるため、投資家が注目しており、株価の下支え要因となっている。(千葉卓朗)