侍ジャパン投打の主役 三振を「しない男」と「奪う男」

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佐藤祐生
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 16日に発表された野球の日本代表「侍ジャパン」メンバー。セ・パ交流戦を制したオリックスからは三振を「しない男」と「奪う男」が選出された。

 両リーグトップの打率3割4分を誇る吉田正尚は、現在278打席で三振数が12。三振の割合はわずか4・32%だ。

 フルスイングが魅力で長打力もあり、当てにいく打撃はしないのに、この少なさは驚異的といえる。両リーグの規定打席以上の打者で次に少ない鈴木大地(楽天)が21三振。群を抜く少なさだ。

 27歳の左打者は「追い込まれたら逆方向を意識している。それを積み重ねてやっているだけ」。

 13日の広島戦でも顕著に見て取れた。四回の打席。カウント1―2に追い込まれてから、三塁側へのファウルを3球。より長く、ぎりぎりまで球を見極めてスイングして、9球目の直球を左翼線に転がした。

イチローより上

 216打席連続無三振のプロ野球記録を樹立したオリックス時代のイチローでも、三振の割合が最も低い1997年で5・93%。大先輩にも負けていない。

 一方、パ・リーグトップの防御率2・08のエース山本由伸の奪三振は93で両リーグトップだ。2位柳裕也(中日)に7差をつけている。

 11日の広島戦では七回まで一人の走者も許さず、自己最多の15三振を奪った。ただ、昨季も最多奪三振(149)のタイトルを獲得した22歳の右腕に、数字へのこだわりはない。

 「三振を狙うのはピンチの場面。球数を少なく、どんどん打たせるイメージで投げている。いつも三振を狙って投げているわけではない」

オリが誇る「矛」と「盾」

昨季の首位打者・吉田正と奪三振王の山本。侍ジャパンでも投打の主役となってくれそうですが、ファンとしては2人の対戦も見てみたい。対決したどうなりますか?と、記者が質問をぶつけてみると……記事後半に書いています。

 155キロ超の直球に、15…

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