「東芝と経産省は説明責任を負う」 経済同友会の桜田氏

専門記者・木村裕明
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 東芝の株主総会に経営側と経済産業省が不当に介入したと外部調査によって指摘された問題で、経済同友会の桜田謙悟代表幹事は15日の定例記者会見で、「企業の最高意思決定機関である株主総会の議決権行使に疑義があり、不正に近いものがあったかもしれないことをショックと受け止めない経済人はいないと思う」と話した。「当然のことながら東芝の取締役会と経済産業省説明責任を負う」との考えを示した。

 東芝の昨夏の株主総会をめぐる問題は「日本のコーポレートガバナンス(企業統治)、ひいては東京証券取引所に対する信認を大きく損なう可能性がある。国際金融都市をつくるのは夢のその先、みたいなことになりかねず、相当深刻に受け止めなければならない」と指摘した。

 梶山弘志経産相経産省として独自の調査はしない考えを示したことについては、「これで説明責任を全うしたとはおっしゃっていない。これでもって全ておしまいというわけにはいかない深刻な話だと思っている」と述べ、経産省として外部調査の見解に対する考えを示す必要があると強調した。(専門記者・木村裕明)