恥ずべき人生にしたくない ミャンマー逃れた記者の覚悟

有料会員記事ミャンマーはいま

バンコク=福山亜希
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 クーデターで国軍が権力を握ったミャンマーで、国軍に批判的なメディアへの弾圧が続くなか、複数の記者が隣国タイに脱出し、身を隠しながらミャンマーの実情を伝え続けている。そのうちの一人がオンラインでの取材に応じ、報道にかける思いを語った。

 この男性記者は4月、同僚と共にタイに入った。国境地帯を通る際は、国軍と戦闘を続けている少数民族武装勢力の助けを借りた。今は国境付近の山中から原稿を送っているという。

 「インターネットが使える環境で安全な場所を見つけるのに苦労した。この場所にたどり着くまで、山の中を何日も歩き続けた」

 毎朝7時に起き、朝食を食べながらラジオで情報をチェック。ミャンマー国内の取材先や同僚とは、複数のアプリで暗号を使いながらやりとりする。記事の構想が浮かぶと、上司と連絡を取って執筆にかかり、原稿はウェブサイトなどに掲載される。

編集長「怖い者は去ってもよい」 記者たちは…

 以前は教育問題などを主に扱っていたが、クーデター後は抗議デモや国軍の弾圧を伝える生活に変わった。

 2月1日のクーデター当日は…

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