容疑の店長「カジノスクール」と主張 タワマン闇カジノ

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 東京・六本木タワーマンションの一室で営業していた賭博店が14日に摘発された事件で、賭博開帳図利容疑で現行犯逮捕された店長の山口隆士容疑者(52)=住所不詳=が調べに対し、「賭博目的ではなく、カジノスクールを開いていた」などと供述していることが警視庁への取材で分かった。スクールのウェブサイトも立ち上げており、同庁は摘発逃れのために学校経営を偽装していたとみている。

 ウェブサイトは「国際カジノプレイヤー学院」というページ。「勝ち方・ノウハウを学び、ギャンブルではなく投資としてのカジノを目指す教室」「IR(統合型リゾート)施設に向けて、生徒の育成に力を入れている」などとうたっている。だが、所在地は摘発された賭博店と同じ住所で、同庁は学校としての実態はなかったとみている。

 組織犯罪対策4課によると、今回、山口容疑者とともに逮捕された従業員の一部は容疑を認め、客の男女2人=賭博容疑で逮捕=も「金を賭けていた」と供述している。店内は、外部から見えないよう、部屋の窓が目隠しされていたという。

 同課は、店の関連先から賭博の利益とみられる現金約300万円を押収。売り上げが暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて調べている。