トヨタ株、初の1万円大台突破 「割安株」脱却の可能性

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千葉卓朗、三浦惇平
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 トヨタ自動車の株価が15日、1949(昭和24)年の上場以来初めて1万円を突破した。業績のわりに株価が上がらない「割安株」といわれてきたトヨタ株。そんな見方が変わる可能性がある。

 株価上昇のきっかけは5月12日に公表した2021年3月期決算だった。最終的なもうけを示す純利益は前年比10.3%増で、コロナ禍で「稼ぐ力」の強さを示した。電動車の世界販売台数を30年に800万台にするとの新目標も公表。市場は好感し、この日の終値は前日比182円高の8523円だった。

 その後上昇基調に入り、同18日には8800円を超え、6年2カ月ぶりに上場以来の最高値を更新した。5月は1カ月間で12%値上がりした。

 直近の1週間は9800~9900円台の値動きが続いてきたが、6月15日午後の取引時間中に1万円を突破。終値は前日比175円高い1万75円だった。

 トヨタの株価はここ数年、6千円台~8千円台の間で推移してきた。19年3月期決算では日本企業で初めて売上高30兆円超えを記録、20年1月には未来都市「ウーブン・シティ」の計画を発表。しかし株価の反応は鈍かった。

 好業績でも、大きなプロジェ…

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