北海道で神秘の青いケシ開花、天敵はエゾシカ

奈良山雅俊
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 「天上の妖精」とも呼ばれる薄水色のブルーポピー(青いケシ)が、北海道幌延町のトナカイ観光牧場に隣接する「ノースガーデン」で咲き始めた。

 ヒマラヤや中国の標高3千メートル以上の高地に自生し、栽培は難しいが、町は夏も冷涼な気候を利用して栽培している。ここ数年は開花が1~2週間ほど早まっており、今年も6月上旬から花を咲かせた。

 7月上旬まで楽しめるが、町が頭を抱えているのがエゾシカだ。毎年2千~3千株を補植しているが、年々踏みつけが激しくなり、花を咲かせるのは数百株という。担当者は「電気柵の設置が必要かも知れない」と嘆いている。

 今年もJR幌延駅の町移住情報PR支援センター「ホロカル」(01632・9・7780)で、株を販売する。1ポット500円。販売は緊急事態宣言の解除後の予定だ。(奈良山雅俊)