台東区、土産物店などに職域接種へ 東京のコロナ情報
東京都内の新型コロナウイルス関連情報(15日、自治体などの発表による)
【大田区】
区内保育所の職員2人が陽性と確認された。この保育園では、ほかの職員の中に濃厚接触者がおり、28日まで休園する予定という。
【江東区】
10月30、31日の「第39回江東区民まつり中央まつり」と、11月28日の「令和3年度江東シーサイドマラソン大会」を中止する。いずれも中止は2年連続。2019年度は中央まつりは約39万人が来場、マラソン大会は約3800人が出走した。
【杉並区】
田中良区長が記者会見で、10月末までをめどに希望する区民へのワクチン接種完了を目指す考えを明らかにした。土日祝日に対応する集団接種会場を増やしたり、予約の電話回線を増設したりして、接種を加速させるという。
障害者施設への巡回接種のほか、予約受け付け業務を自ら行うなどの条件を満たした医療機関に協力金10万円を支給するといった施策も進める。田中区長は「いろいろな態勢が功を奏していけば、10月末くらいに接種を終えられるのでは」と語った。
【台東区】
土産物店や飲食店など観光関連事業者に7月下旬からワクチンの職域接種を始める。観光客に安心感を提供しようと、区産業振興事業団が主体となって実施する。対象は約1万人を想定。各種団体を通じて接種希望者の名簿を集め、区有施設を会場にモデルナ製ワクチンの接種を行う。
同区では65歳以上の高齢者の約5割が1回目の接種を終え、予約率は8割を超えた。このため、区内小中学校の教職員や、保育園・幼稚園などの保育士らにも接種を進める。このほか、集団接種会場の追加設置や開設時間の拡大などを通じ、60~64歳に次いで12~59歳の人にも28日から接種券を発送し、7月7日以降予約を受け付ける。
【多摩市】
市内の店で通信大手KDDIの電子決済「auPAY」を使った場合、最大30%を還元するキャンペーン「キャッシュレスでGO!GO!多摩」を7月15日から始める。コロナ下の店舗支援とキャッシュレス経済促進がねらい。市は、都の補助金などを元手に約2億円の予算を確保しており、還元分を負担する。
キャンペーンは昨年12月~今年1月末、3~4月に続く第3弾。中小店舗なら30%、チェーン店など大手なら15%分をauPAY残高に還元する。8月末まで。還元の上限は中小は1回3千円(期間内1万円)、大手は1回千円(同3千円)。
【西東京市】
9日に職員の感染が公表された私立認可保育園で、新たに園児3人がPCR検査で陽性となった。園は9日から臨時休園中。
このほか、市立小学校で児童1人の感染が確認された。学校活動での感染拡大のおそれはないという。
【町田市】
市内の診療所であった新型コロナウイルスワクチンの個別接種で、医師が誤って使用済みの空の注射器を70代の男性に使ったと発表した。血液を介した感染リスクがあるため、診療所は1カ月後と3カ月後に男性に対し肝炎の検査をし、経過観察をするという。
市によると、14日午後0時30分ごろ、医師はこの男性の前の患者にワクチンを接種し、注射器をトレーに戻した。その後、医療補助者が使用済みの注射器を捨てず、そのまま男性に使ってしまったという。医師はすぐに気づき、男性に謝罪したという。
ワクチン接種では、医師が使用後の注射器を廃棄ボックスに捨てる運用になっており、市は医療機関に対し、医師が直接捨てることを周知徹底するという。
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