危険な「裸の横断歩道」を撤去 3月に高校生が死亡

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柏樹利弘
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 愛知県豊橋市向山大池町の県道で3月、信号機のない横断歩道を渡っていた高校生が車にはねられ死亡した事故を受け、現場の横断歩道が15日、撤去された。県警は再発防止に向け、3車線以上の広い道路にある、信号機のない横断歩道の調査を始めた。今後は原則として、こうした横断歩道は新設せず、危険性が高いと判断した場合は廃止も検討していく方針だ。

 事故現場の横断歩道では朝から、作業員が白線の塗装材をけずり取ったり、横断歩道を示す道路標識を取り外したりしていた。豊橋署は事故後、廃止の方針を地元自治会に提案。維持を求める声も上がったが、廃止に同意した。現場から約1キロ離れた豊橋市老松町の横断歩道も同様に危険性が高いと署が判断し、この日撤去した。

 署によると、現場は県道豊橋環状線の交差点で3月4日夜に起きた。近くの県立豊橋東高校に通う豊川市の男子生徒(当時16)が横断歩道を自転車で渡った際、男性会社員の乗用車にはねられた。生徒は頭部を強く打ち、亡くなった。

 現場は、片側2車線の直線道…

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