接種会場での脱水症に注意 症状多様、ワクチンと無関係

有料会員記事新型コロナウイルス

杉浦奈実
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 高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種が各地で進む中、気温がぐっと上がる季節を迎え、専門家が接種会場での脱水症に注意を呼びかけている。脱水症には多様な症状があり、ワクチンの副反応と混同してしまうかもしれない。こまめな給水が求められる。

 感染症対策に詳しい関西福祉大学の勝田吉彰教授(渡航医学)によると、高齢者では若い世代に比べて体内の水分量が少なく、同じ環境であっても脱水症になりやすい。「脱水症には多様な症状があり、ワクチンと因果関係がなくても影響を疑うことになりかねない」と話す。

 勝田さんによると、脱水症になると様々な症状が起きることが知られている。脱力(へたりこむ)▽けいれん▽意識状態が低くなり、幽霊などの幻視が見える▽一時的に認知症のような症状が出て、つじつまの合わないことを話す――といったことが起こりうる。

 体内の水分が足りなくなると、汗をかきにくくなり、体温が上がって熱中症にもつながる。めまいや体のだるさ、吐き気などを覚えることもある。

 厚生労働省によると、比較的安静にしている成人男性では、食べ物からも含めて1日2・5リットルの水分を取ることが必要だ。体の水分を5%失うと脱水症熱中症などの症状が出るとして、注意を呼びかけている。のどが渇いたと感じるのは、脱水が始まっている証拠なので、渇きを感じる前に水分を取るようにすることが大切だという。

 勝田さんはワクチンの接種会…

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