「平和運動つぶされる」 土地規制法案、市民らが抗議

保坂知晃
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 米軍・自衛隊の基地や国境近くの離島などの土地建物の利用を規制する土地規制法案に反対する市民や団体らが15日午後、東京・永田町の参院議員会館前で、抗議活動をした。のぼりやプラカードを持って「土地規制法案は廃案」とシュプレヒコールを上げた。

 弁護士の海渡雄一氏は、法案の第一のターゲットになっているのは沖縄だと指摘。「基地や原発の抗議活動をする人たちの隣人や知人にまで調査が及び、住民の間に不信を持ち込む法案だ」と話した。

 法案では、基地などの周辺の土地所有者が、その土地で「機能を阻害する行為」をする明らかなおそれがあるとみなされれば、勧告・命令・処罰の対象となる。

 沖縄出身で米軍嘉手納基地内に土地を持つ「一坪反戦地主」である青木初子さん(73)=東京都=は「平和運動が重要施設などの機能を阻害する行為と見なされる可能性があり、運動がつぶされる恐れがある」と話した。(保坂知晃)