地元バンドの演奏映像を配信 名古屋のTOKUZO

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佐藤雄二
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 ライブハウスTOKUZO(得三)=名古屋市千種区今池1丁目=が、地元のバンドを中心としたライブ映像の配信に取り組んでいる。東京や大阪からアーティストを呼びづらくなり、営業時短も余儀なくされているコロナ禍の苦境を逆手に、名古屋の音楽シーンの盛り上げをねらう。

 得三は1998年に開業し、「朝5時までやっている居酒屋&ライブハウス」を宣伝文句にしてきた。午後6時開店、7時から10時までライブ演奏、あとは朝まで飲食と懇談を、という長年の時間割がコロナ禍で一挙に崩れた。

 「5月12日からの緊急事態措置が転機だった」とオーナーの森田裕さん(63)。「夜8時までの営業短縮だけでも痛いのに、アルコール販売が禁止。平日は休業するしかないとあきらめたときに、すでに何度か試していたライブ映像配信を全面展開することを思いついた」

 演奏時間を確保するため開店時刻を繰り上げ客数を抑えた「有観客ライブ」。大テーブル8卓を片付けたフロアで演奏する「無観客ライブ」。その両方を配信することにした。

 緊急事態措置にあわせて5月12日に配信を始めた。まず6月1日までを第1期として36組。6月3日からは措置の最終日になりそうな20日までを第2期として28組のライブを配信する。それぞれ料金は2千円。1期分は6月20日まで、2期分は7月10日まで見放題に設定した。

 番組表には大友良英や林栄一といったジャズ界の大物の名前もあるが、出演者の大半は名古屋を拠点に活動しているバンドだ。すでに知名度全国区といえる永山愛樹や、新アルバムを出したばかりのGOFISHらの名前が並ぶ。

 森田さんほかスタッフらには…

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