藤田晋氏、Mリーグ「目なし」問題に「方向性出すべき」

高津祐典
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 麻雀(マージャン)のトッププロがチーム対抗で競う「Mリーグ」は、EX風林火山が初優勝を飾って3年目のシーズンを終えた。「“もっと”この熱狂を外へ」を掲げた3年目、試合を中継するABEMAの視聴数は100万を超え、対局内容がSNSのトレンドワードになることも珍しくなくなった。

 なぜ人気を集めることができたのか。Mリーグの藤田晋チェアマンに話を聞いた。

 藤田チェアマンは記憶に残る試合として、レギュラーシーズンの大詰めで近藤誠一選手(セガサミーフェニックス)がオーラスに倍満を上がり、4着から1着に大逆転した場面を挙げた。「トップレベルのプロが震えたり、泣いたりする。どれだけのことをやっているか、初心者のユーザーにも表現できて、よかったと思います」とし、自分も「泣けた」と振り返る。

 人気の高まりについては「選手のプロ意識も高くなって、見てもらってなんぼというところが、選手の言動やふるまいからみてとれます」といい、レベルの向上も感じるという。「集中力も格段に変わってきています。彼らのレベルが上がって、もう(麻雀を一緒に)やりたくないです」と笑う。

 今シーズンは優勝の可能性がなくなったチームがどう対局するべきなのか、議論になった。「Mリーグの方針はこうですというのを、オフシーズン中に理事会でも話し合って、方向性として出すべきだなと思っています」と話す。

 「数年の累積ポイントを評価する仕組みや、それを少しでも上積みすることを最後まで目指すことをMリーグとしてはよしとする、そんな価値観を明確に打ち出すことで解決できないかなと思っています。まだ私の頭の中で考えてるだけで、理事会で各社の意見を聞くのはこれからですが」(高津祐典)