NZ乱射、米国で映画企画 首相主役にイスラム教徒反発

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シドニー=小暮哲夫
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 ニュージーランド(NZ)で2019年に起きた銃乱射事件をめぐり、米国での映画化の動きにニュージーランド国内で反発が広がっている。犠牲となったイスラム教徒たちではなく、事件後の対応を評価されたアーダーン首相を主役にする内容を批判。映画化中止を求めるオンライン署名が15日時点で、6万人を超えた。

 事件では、白人至上主義の思想に共鳴していたとされるオーストラリア人の男が19年3月、南部クライストチャーチのイスラム教礼拝所(モスク)2カ所で半自動銃を乱射。51人が亡くなった。

 米メディアの報道によると、映画化は米国の映画会社フィルムネーション・エンターテインメントが「They Are Us(彼らは私たち)」の題で企画。アーダーン氏が犠牲となったイスラム教徒の移民や難民らに寄り添い、国民に団結を訴えた言葉を取ったタイトルで、その対応をたたえる内容になる。アーダーン氏の役を豪州人俳優のローズ・バーンが演じる予定で、10日に明らかになった。

 これに対し、NZ国内のイス…

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