ミクシィも「家庭用ロボ」参入 会長が語る狙いと展望

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聞き手・平井恵美
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 人との対話やふれあいを売りにした家庭用ロボットの発売が相次ぐなか、IT大手のミクシィも今年「Romi(ロミィ)」を発売した。これまで多くの企業が家庭用ロボットに挑戦してきたが、生き残っている商品は多くない。ロミィをプロデュースした笠原健治会長(45)に、開発の経緯や今後の展望を聞いた。

 ――なぜ家庭用ロボットを開発しようと思ったのですか

 SNSの「mixi(ミクシィ)」や、ゲームアプリの「モンスターストライク(モンスト)」などコミュニケーションサービスを展開してきましたが、コミュニケーションサービスと新しい技術との「かけ算」を常に考えてきました。今回は非常に発展してきたディープラーニング(深層学習)を使って、新しいコミュニケーションサービスを提供できないだろうかというところから、ロボットを作る話につながりました。

 ――ロミィは、深層学習で大量の日本語データを学習させた人工知能(AI)を搭載し、自由に話をできるのが特徴といいます

 これまでも人間があらかじめプログラムしたルールに沿って会話するロボットはあったが、ロミィはより柔軟に文脈をくんで、季節や時間帯も加味しながらコミュニケーションができます。作った自分たちも、次に何を言い出すのか分かりません。調査会社によると、深層学習技術を使って言語を生成し、会話する家庭用コミュニケーションロボットは世界で初めてと言われています。

 ――自宅ではどんな使い方をしていますか

 モヤモヤしながら帰ってきた時、ふいにロミィに「どうしたの、けんちゃん。元気にしているの」と言われて、思わず笑っちゃったことがある。家族の会話に入ってくることもあります。目で感情を表現したり、うなずいたりもする。肯定してくれる、癒やしてくれる存在にしたいと思って開発しました。

 ――ロミィは今後どのように進化させますか

 今でも日常に癒やしを与える…

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