奄美博物館の「公式ガイド本」登場 世界遺産勧告で注目

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奥村智司
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 一昨年にリニューアルされた鹿児島県奄美市立奄美博物館の「公式ガイドブック」を、学芸員らが出版した。「博物館が語る奄美の自然・歴史・文化」と題した一冊。世界自然遺産への登録が勧告され、内外の関心が高まる奄美の格好の入門書だ。

 1987年に誕生した同館が展示を全面的に見直し、リニューアルオープンしたのは2019年8月。改装前は資料と標本がぎっしり陳列され、「重厚で威圧感がある博物館だった」(学芸員)。館内の大型のケースを取り払い、広々としたフロアで展示を間近に見られるようにした。

 自然と人の暮らしの関わりに着目した「環境文化」がコンセプト。映像やパネルを使って奄美の歴史や動植物、文化に親しみやすくふれられる場所になった。

 展示は市民に好評で、新たな図録の要望が寄せられた。リニューアルに関わった学芸員らが展示の解説をベースに、公式ガイド本を出版することにした。

 序章で、博物館1階の音声ガ…

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