「おちょやん」子役が初舞台 朝ドラモデルの松竹新喜劇

向井大輔
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 NHKの朝ドラ「おちょやん」のモデルになった松竹新喜劇の「夏まつり特別公演」が7月、京都・南座で開かれる。ドラマに出演した渋谷天外や藤山扇治郎ら劇団メンバーに加え、ヒロインの子役を好演して話題となった毎田暖乃(のの)もゲスト出演し、初舞台に挑む。

 毎田が出演するのは、室町時代の禅僧・一休宗純の青年期をモデルにした新作「一休さん」(村角太洋作・演出)。争いを解決するため村に向かう一休(扇治郎)らが道中で出会う女の子を演じる。会見で毎田は「かわいらしくて、おっちょこちょいで、お兄ちゃん思いの役。私にもお兄ちゃんがいるので、普段からお兄ちゃん思いになって気持ちを作りたい」と話し、出演者らを感心させた。

 そんな毎田に闘志を燃やすのが天外だ。「暖乃ちゃんの実力は(朝ドラで)知られているが、負けてなるか。負けたら私の舞台でのうん十年は何だったんだ、となる」と冗談交じりで意気込むと、毎田は「私が勝つことは一生ないけど、勝てるように引っ張ってください」と“大人”の返しを見せた。

 他のゲストも充実している。一休と道中をともにする蜷川新右衛門を演じるのは、今春までOSK日本歌劇団のトップスターをつとめた桐生麻耶(きりゅうあさや)。もう一つの「愛の小荷物」(わかぎゑふ演出)では、久本雅美がおせっかいな「売店のおばちゃん」を主演する。

 7月10~18日。1万2千円~3千円。チケットホン松竹(0570・000・489)。(向井大輔)