グーグル、NYに初の自社ストア AI体験スペースも

サンフランシスコ=尾形聡彦
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 米グーグルが17日、初の自社店舗となる「グーグル・ストア」をニューヨーク市マンハッタンのチェルシー地区に開店する。同社は、製品や最新技術を紹介すると同時に、環境に優しく、持続可能性を重視している姿勢も訴えたい考えだ。

 グーグルはこれまで、期間限定のコンセプトストアを開いてきたことはあるが、常設の自社ストアを設けるのは初めて。構想から実現に至るまで4年をかけたといい、再利用したボトルの素材を床に使ったり、施設の省エネ化に力を入れたりし、米国の環境性能の認証制度である「LEED(リード)」で最高のプラチナ認証を得た。できるだけ地元のデザイナーや企業の起用にもこだわったという。

 ストアづくりを担当した、グーグルのデザイン担当のアイビー・ロス副社長は「このストアが、持続可能性と、美しさや機能性とが二律背反ではないことを世界に証明することを願っている」と話した。

 ストアでは、グーグルスマートフォン「ピクセル」やスマートスピーカーなど各商品に触れられるほか、人工知能(AI)などの最新技術も体験できる。東京の芸術家も関わった「イマジネーション・スペース」では、英語で話しかけると、24の言語で翻訳してくれる。米国内外にこうしたストアを広げる可能性については、同社幹部は「いまは(1号店の)開店に注力したい」として、言及を避けた。(サンフランシスコ=尾形聡彦