私立高校も「特色入試」導入 来春の試験から導入 愛知

木村俊介
[PR]

 愛知県私学協会は16日、来春の高校入試から中学校長の推薦を伴わない「特色入試」を導入すると発表した。高校側が示す「求める生徒像」に対し、「行きたい」という意欲を持つ生徒を歓迎したいという。

 協会によると、加盟55校の中で高校入試を実施する51校のうち、21校(名古屋11校、尾張8校、三河2校)が来春に実施する方針。さらに、再来年の2023年春から3校(名古屋2校、尾張1校)が実施する予定という。

 募集人数は、各校それぞれ全体の1割が上限で、現行の推薦入試の枠内。試験日は推薦入試と同じ来年1月26日で、合格発表も同じ日。合否の判断は「一般入試」と同様に当日の成績を重視する。「専願」扱いで入学手続きは一般入試前に締め切る。不合格の場合でも、その高校の一般入試を受験できるという。

 中学校長の推薦を必要としない方式は、公立高校入試では「特色選抜」として23年春の入試から設けられる。これを受け、協会でも各校の自主性を前提として導入することを決めた。

 学力だけでなく、生徒の意欲や伸びしろを見ることができるといい、協会会長の榊直樹・学校法人東邦学園理事長は「各校それぞれの特色を生かした入試をしていく」と説明した。(木村俊介)