障害者のアクリル画、ビールのラベルに 岡山の醸造所

吉川喬
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 障害者が描いたアクリル画をラベルにあしらったビールを、吉備土手下麦酒醸造所岡山市北区)がつくった。巣ごもり需要を見越し、個性的なデザインを贈答用などに使ってもらうほか、障害者支援にもつなげる。

 障害者の就労継続支援A型事業所「ありがとうファーム」(同区)で働く男女3人のアクリル画。犬が片耳を立てている絵は「あなたの話を聞かせて」とコミュニケーションを求める思いが込められた。

 醸造所が事業所へデザイン使用料を支払い、3人にも収入が入る。ビールは完全受注生産で、醸造所(086・235・5712)を直接来訪し、予約する。

 ラベルは4種。330ミリリットルが450円、500ミリリットルが550円。ビールは、コクと香りのバランスが良い「御崎」、華やかな香りでのみ口すっきりな「香りの麦」の2種。醸造所は「障害者アートを多くの人が目にするきっかけに」と話している。(吉川喬)