河口湖で2羽のひなに釣り針、衰弱か 職員も接近できず

河合博司
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 山梨県富士河口湖町の河口湖畔で9羽のひなを子育て中のコブハクチョウ。16日、新たに2羽のひなが釣り針をのみ込んでいることがわかった。

 船津地区の大池公園で、くちばしにルアーの釣り針が刺さったひなと、首に釣り針が刺さったひなが確認された。観察を続ける近くの志村重夫さん(66)は「2羽は衰弱しているように見える」と話している。

 通報を受けた町職員3人がひなの釣り針を外そうと約4時間、捕獲を試みたが、16日は失敗した。たも網で捕まえようとすると、雄親が激しく抵抗して職員の接近を許さなかった。環境課主幹の流石良一さんは「可哀想なのでなんとかひなを保護したい」と話している。

 釣り針の被害は、8日にも1羽のひなで確認されていた。その後、口から出ていた釣り糸が見えなくなり、見守る人たちは「のみ込んでしまったのか無事に取れたのか」と心配していた。(河合博司)