「改革後に辞任考える」東芝の永山取締役会議長 米紙に

ニューヨーク=真海喬生
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 東芝の株主総会をめぐり経営陣と経済産業省が海外株主に圧力をかけたとされる問題で、取締役会議長を務める永山治氏が米紙のインタビューに応じた。ガバナンス(企業統治)などの問題を改革した後に辞任について考えるとした。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、永山氏は長期にわたり最高経営責任者(CEO)を務める人物を見つけることが大きな使命だとした。「全体が正しく行われたと確認できた時が、私自身が辞任を考える適切な時期だ」と述べた。永山氏は25日の株主総会で、会社側の取締役人事案に入っている。

 外部の弁護士による調査は、会社側と経産省が一体となって株主総会に介入したと指摘している。東芝は企業統治に問題があったと認め、社外取締役や執行役の計4人の更迭を決めた。CEOは今年4月に三井住友銀行出身の車谷暢昭氏が辞任し、かつて社長を務めた綱川智氏が復帰している。(ニューヨーク=真海喬生)