「家族のことが心配」 保護求めたミャンマー選手の葛藤

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 サッカーワールドカップ(W杯)アジア2次予選のため来日していたミャンマー代表のピエリアンアウン選手(27)が16日夜、帰国便に乗る直前に関西空港で日本政府に保護を求めた。関西空港でのピエリアンアウン選手と報道陣との主なやりとりは次の通り。

 ――決断の理由は。

 帰国したら自分の安全と命に危険があったので、日本に残ることを決めた。

 ――この間、ミャンマーに帰るか、日本に残るか葛藤があった。

 迷った。帰国しないと同じチームのミャンマー人たちに迷惑をかけ、家族は危険と思った。日本に残れてうれしいが、チームのメンバーが帰国後、国軍から取り調べや拷問を受けたら、と心配だ。

 ――日本政府と日本国民に訴えたいことは。

 いまミャンマーで起きていることを理解して、これからもミャンマーを助けてほしい。

 ――サッカーを続けたいか。

 ミャンマーのナショナルリーグでは、今の状況ではプレーできない。日本のJリーグはレベルが高すぎて自分には無理かなと。まだサッカーはできないと思う。

 ――日本での生活で期待することは。

 期待することより、帰国したら命が危ないのでミャンマーが変わるまで、日本に滞在したい。

 ――日本との試合で(国軍への抵抗の意思を示す)「3本指」のポーズを取ったが何か影響は。

 弟や兄ら家族のことがとても…

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