石炭火力を異例の再稼働へ 九州電力、電力不足に対応

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北川慧一
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 九州電力は17日、石炭火力の苅田発電所新1号機(福岡県苅田町、36万キロワット)を7月上旬に再稼働すると発表した。老朽化で今年4月から休止していたが、今夏に懸念される電力不足に対応するため。九電が休止中の火力発電所を再稼働するのは珍しいという。

 苅田新1号機は営業運転の開始から約20年経つ。発電効率で新型の発電所に見劣りするようになり、休止していた。再稼働すれば、電力需給が厳しい日に運転できるようになる。

 需給の調整役を担う「電力広域的運営推進機関」のまとめでは、供給の余力を示す予備率が、九電管内では今年7月に3%台後半、来年2月も3%と、安定供給に最低限必要な水準まで下がる見通し。苅田新1号機の再稼働により、予備率は今年7月に5%台後半、来年2月は5%程度まで押し上げられる見込みだ。

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