心・技術・対話を意識し、納棺師として成長続けたい

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それぞれの最終楽章・納棺(6)

納棺師・「おくりびとのお葬式」代表 木村光希さん

 みなさん、私が関わった5人の方々のお話、どう受け取られましたでしょうか? 私はこれまで3千人ほどの納棺やご葬儀のお手伝いをさせていただきました。どの方も、それぞれに思い入れがありますが、その中でも印象に残った方々を紹介させていただきました。

 私がなぜ納棺師になったのか? それは父の影響を強く受けたからです。実は父は、映画「おくりびと」で、納棺師を演じた本木雅弘さんに技術指導をしたのです。

 小さいころから、「死」は身近にありました。家族で出かけていると、無線が鳴って、「ちょっと行ってくる」と父が病院の霊安室に向かうこともありました。食事中に自宅でお弟子さんたちが、納棺の練習を始めることもありました。曽祖母の納棺をする父を見て、「かっこいい」と思ったのを覚えています。私が納棺師の道に進んだのも、自然の成り行きだったように思います。

 そして大学3年のころから…

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