遅刻しなかったプーチン氏 バイデン氏に見せた気遣い 

有料会員記事

ジュネーブ=高野遼、喜田尚
[PR]

 冷戦後最悪とされる関係の修復を目指し、バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領が「予測可能で安定した」関係へ一歩踏み出した。16日の首脳会談を終え、「対立の負のスパイラル」が止まるかにも見える。ただ、人権問題などの批判を無視するプーチン氏の姿勢は変わらず、米記者団からは成果を問う声もあがった。

 「合意できない点は立場を伝えたが、大げさな雰囲気ではなかった」(バイデン氏)。「敵対心はなかった」(プーチン氏)

 終了後、両首脳はそれぞれ会談についてこう話した。双方は会談前から「大きな進展は期待していない」と言い続けていた。

 過去には首脳会談に何時間も遅れ、「遅刻常習犯」とされるプーチン氏が定刻通りにレマン湖湖畔の会場に姿を見せ、バイデン氏に対する気遣いも見せた。

 2014年にロシアが力ずく…

この記事は有料会員記事です。残り943文字有料会員になると続きをお読みいただけます。