将棋の里見女流四冠 男性棋士に30勝 歴代単独1位に

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佐藤圭司
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 将棋の里見香奈女流四冠(29)=清麗(せいれい)、女流名人女流王位倉敷藤花(とうか)=が17日、大阪市福島区関西将棋会館で指された第63期王位戦(新聞三社連合主催)の予選で有森浩三七段(58)に92手で勝利。女流棋士として、公式戦で男性の棋士に対して通算30勝目を挙げ、勝利した数が歴代単独1位となった。

 従来は清水市代(いちよ)女流七段(52)の29勝(186対局、29勝157敗、勝率0・1559)が1位で、里見女流四冠も29勝で並んでいた。本局の勝利で里見女流四冠の記録は30勝(74対局、30勝44敗、勝率0・4054)となり、歴代単独1位となった。

 王位戦は全棋士のほか、女流棋士2人が参加する仕組み。終局後、里見女流四冠は「今日はずっと苦しい将棋だったので、もっと力をつけないといけないかなと思います。記録というよりは地力をつけられるように頑張りたいと思います」と謙虚に話した。清水女流七段の記録を追い抜いて単独1位になったことについて尋ねられると、「一つ結果を残せたことはうれしいことではあるんですけど、それよりも技術面や人間的に清水さんのようになれたらなと思います。清水さんは第一人者としてふさわしい立ち居振る舞いをされていて、(対戦した)タイトル戦を通じて学ばせていただきました」と先輩への敬意を語った。

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