教職員、警察官にコロナワクチン優先接種へ 県が方針

新型コロナウイルス

清野貴幸
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 新型コロナウイルスのワクチン接種について、高知県は17日、学校の教職員や警察官など早急な接種が必要と判断した職種を対象とする県営の接種会場を高知市内に設けると発表した。職場などで実施する「職域接種」の一環で、人口が集中する高知市で大規模接種を実施することで、県内のワクチン接種を加速させる狙いという。

 県によると、先行して接種を想定するのは公立学校の教職員と警察官。次いで私立学校の教職員、保育士・幼稚園教諭、児童福祉施設の職員、中小企業の従業員、県職員らで、いずれも高知市内に職場がある計約2万人を想定。国が優先接種の対象としている医療従事者らの次に接種が急がれると県が判断した。

 接種会場は7月中旬から10月まで高知新港の客船ターミナルなどに設け、モデルナ製のワクチンを28日間隔で2回接種する計画だ。企業や大学などが対象者千人以上の規模で実施する職域接種については相談に応じる。

 一方、県は17日の対策本部会議で、新規感染者が減少傾向にあるとして、高知市内の飲食店などに対する営業時間の短縮要請を予定通り20日で終える方針を確認した。県によると、17日まで1週間の新規感染者は41人で前週の65人から減り、感染経路不明者は14人と半数以下になった。県独自の対応目安は最大確保病床の占有率が基準を上回っているとして「特別警戒」を維持する。

 また県は17日、県内で新たに10歳未満~70代の男女10人が新型コロナに感染したと発表した。中等症が1人で他は軽症。感染経路不明は3人。南国市内の理髪店で従業員と客の計6人によるクラスター(感染者集団)が発生したという。県内の感染者は計1699人。(清野貴幸)

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