アニメ「ましろのおと」 津軽三味線響く東京の舞台は

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柏木友紀
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 津軽三味線をテーマに放送中のテレビアニメ「ましろのおと」(TBS系)で、東京都台東区の谷中銀座商店街周辺が舞台に描かれ、応援機運が盛り上がっている。青森から上京した少年が商店街に下宿し、様々な出会いを通じて津軽三味線の音色を追求していく物語。コンクールの場面は浅草公会堂をモデルにするなど、下町の名所も随所に登場、21日まで複製原画展も開催中だ。コロナ禍で沈みがちな商店街に、三味線の力強い音がこだまする。

 羅川真里茂原作の同名コミックは「月刊少年マガジン」で現在も連載中で、これまでに27巻、累計450万部を突破した人気作品。テレビアニメ版は、今年4月から放送され、今月18日深夜放送分(19日未明)まで全12話を予定している。アマゾンプライムでも配信中。

 主人公の三味線奏者で高校生の澤村雪(せつ)は、師匠の祖父を亡くし、自らの音色を求めて故郷の青森から東京へやってくる。住み着いた下宿先が下町の商店街にある食堂の2階という設定だ。谷中銀座商店街は作中では「あやめ商店街」として描かれ、オープニングやエンディングにも登場する。アーチや店先の様子なども、忠実に再現されている。

「夕やけだんだん」に心情重ねて

 前半の山場は、下宿を訪ねて来た母親の唄に合わせて、雪が「津軽小原節」を奏でるシーン。下宿2階の開いた窓から心を揺さぶられる音色が商店街に響き渡り、感激した店主たちが「これからも聴かせて」「あとでコロッケ取りにきな」などと次々と声をかける人情味あふれる場面だ。

 荒川区日暮里駅近くへと延…

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