尾身氏、五輪巡る「考え方」組織委に提出 会見で説明へ

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 東京オリンピック(五輪)・パラリンピックでの新型コロナウイルス対策をめぐり、政府の対策分科会の尾身茂会長が18日午前、東京都内の大会組織委員会を訪れ、開催した場合の感染リスクについての考え方を伝えた。

 考え方は、感染が広がる予兆があれば、無観客にすることなどを求める内容を盛り込んだ。尾身氏は橋本聖子組織委会長に対して、国際オリンピック委員会(IOC)にも伝えるよう要請した。この後、コロナ担当の西村康稔経済再生相にも手渡し、同日夕に記者会見して説明する。

 五輪の観客をめぐっては、最大1万人を上限とする方向で調整が進んでおり、政府、東京都、組織委、IOCなどの5者は来週にも代表者会議を開く。菅義偉首相は17日の記者会見で、緊急事態宣言から切り替わる「まん延防止等重点措置」が東京などで解除された場合、大規模イベントの観客制限を最大1万人とする政府方針に言及。「東京大会の人数上限はこうしたルールに基づいて決定される」と語った。