(いにしえナビ)穏やかな表情 丸顔に親しみ

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権敬淑
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法界寺の阿弥陀如来座像

 名仏師・定朝(じょうちょう)の和様彫刻を踏襲した「定朝様」の代表的な阿弥陀如来座像で、11世紀後半の作ではないかと見られています。定朝作の平等院鳳凰堂(京都府宇治市)の本尊に最も近いといわれ、優美な檜皮(ひわだ)ぶきの屋根の阿弥陀堂とともに国宝に指定されています。

 寄せ木造りで、八角九重蓮華(れんげ)座に乗り、像高は約2・8メートル。正面に座って見上げると、半眼の穏やかな表情は、ほほえみかけてくれるようにも見えます。「平等院の阿弥陀様に比べて、ぽちゃっとした丸顔なので、より親しみやすいかもしれません」と住職の岩城秀親(いわしろしゅうしん)さん(70)。

 内陣の内側のしっくい壁には…

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