尾身氏提言に専門家「政府は説明を」 危機管理に懸念

有料会員記事新型コロナウイルス

聞き手、編集委員・辻外記子
[PR]

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長らは18日、東京五輪パラリンピックを開催した場合の新型コロナの感染リスクについての考え方を公表し、会見を開く予定です。今後の課題や、経緯をどうみるのか。危機管理を専門とする日本大学危機管理学部の福田充教授に話を聞きました。

スローガンだけでは政治責任果たせない

 ――無観客にすることが感染リスクが最も低く、望ましいといった内容です。

 コロナ禍で五輪をしてどんなことが起きうるのか。感染症の専門家としてシミュレーションをして発言するのはあるべき姿で、社会的責任を果たすことだと思います。受け取った政府は、「こうなればこう対処する」「そうならないようにこうする」と説明する責任があります。

 きちんとした説明もなく「安全安心の」とスローガンだけ述べ続けるのでは、政治責任を果たせないでしょう。

恣意的な利用、また顕在化

 ――科学の専門家と政府の関係性をどうみますか。

 専門家会議だったころから…

この記事は有料会員記事です。残り656文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]