カラオケパブ経営の女性殺害容疑、50代男逮捕へ 大阪

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 大阪市北区天神橋4丁目のカラオケパブで14日、経営者の稲田真優子(まゆこ)さん(25)が殺害されているのが見つかった事件で、大阪府警は18日、客とみられる50代の男について、殺人容疑で事情聴取を始めた。容疑が固まり次第、逮捕する方針。捜査関係者が明らかにした。

 捜査関係者によると、男は11日午後、天神橋4丁目のビル5階にあるカラオケパブ「ごまちゃん」の店内で、稲田さんの首や胸を刃物で刺したり切りつけたりして殺害した疑いが持たれている。現場付近の防犯カメラ映像や稲田さんと交友があった関係者らへの聞き込みなどから浮上したという。

 司法解剖の結果、稲田さんの死因は失血死で、上半身を中心に十数カ所の傷があった。男は店に通っていた客の一人とみられる。

 稲田さんは11日夕方に出勤したのを最後に連絡が取れなくなった。営業予定だった12、13日も店のドアは施錠されたままだった。女性従業員が13日午後3時ごろ、「オーナー(稲田さん)が昨日から出勤していない」と110番通報し、曽根崎署員が稲田さんのスマートフォンに電話を掛けたが、電源は切られた状態だったという。

 心配した友人らがビルの関係者に解錠を頼み、14日午前10時過ぎに店の中に入ると、稲田さんは血を流して床に仰向けに倒れて死亡していた。顔の上にはタオルのような布が掛けられていた。店内が荒らされた形跡はなかったが、凶器とみられる刃物やドアの鍵は見つからなかったという。

 府警は遺体や現場の状況などから、稲田さんと面識がある人物が事件に関与したとみて捜査を進めた。友人や店舗関係者から事情を聴き、現場付近の防犯カメラ映像を解析する中で、男が浮上したという。